2012年12月31日月曜日

稽古納め

今日は昨日までと打って変わって寒い一日で、中央公園での練習中も雪がパラつきました。稽古納めの曲は、盤渉調〜真虚霊でした。多少の間違えはあったものの、暗譜で最後まで通す事ができ、自分の中に曲の流れが残っている感覚が出来ているのは嬉しいことです。

さて、今年一年を振り返ると、実に変化の多い一年でした。3月には師範免状を頂きました。4月には、郷里福岡県に帰郷、5月に新しい吹き料・道仁銘が完成しました。新しい尺八人生の、まさにスタートを切りました。

しかし、思い通りにならないこともたくさんありました。練習が自宅でできないため、ほとんどの稽古が野外でした。演奏活動も、本業が新しい環境に変わったことによる忙しさもあって中々本腰が入れられずじまいでした。そうした逆境が、音量の向上や本曲の暗譜など自分を奮い立たせ、伸ばす方向に役立ったのもまた事実ですが、来年はこのままではいけないという強い気持ちが本心です。

来年の目標は、「結果を形として出す」ということです。具体的な活動については、道すじがはっきりし始めてから公表することができると思いますが、これまでにつけて来た力を発揮できるように稽古に励みたいと思います。

というわけで、来年もどうぞよろしくお願い致します。

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