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2019年8月17日土曜日

藍の生葉染めをしました。

まずは、生葉を摘み取りました。
染める布の5倍程度とのことで、絹のストール60gからすると、なんと300g必要なんだそうですが


収穫直前の藍

これだけ摘み取りました。
藍は生命力が高い植物であるというネットの情報を信じ、これからまた水やりをがんばります。


あれだけつんつるてんになるまで積んで、160g程度でした。もうこれでやります!


葉を水洗いした後、細かくハサミで刻み

ミキサーでウィーン!


ネットで濾すと、緑色の液体になります。

絹のストールをつけます
この状態で2030


絞った直後は、緑色です。


空気に当てるうちに、インディゴが酸化して、青みがかってきます



30分程度酸化させて、水で洗い流すとあら不思議!葉緑素が水に流れて、藍色になりました!



絹のストールは、ネットで頼みました。藍の生葉染めは、木綿ではダメで絹でやるんだそうです。昨日楽天のウェブサイトで見つけて頼んだら、なんと早くも今日届きました!

丹後ちりめん織元 今井織物株式会社 MAYUKO絹工房というところでした。一辺1mくらいの正方形で大きかったので、二つに切って染めました。


2018年2月5日月曜日

八女のイベント「桜小町」に出演します

来る3月23日(金)〜25日(日)、八女市で開催されます、以下のイベントに参加させていただきます。

山口は、24日(土)の筑前琵琶演奏会に賛助出演させていただきます。
ぜひ、足をお運び下さいますよう、よろしくお願い致します。

八女茶商 矢部屋許斐本家
八女市文化財指定記念イベント2nd

【桜小町】

時 2018年 3月23日(fri) 24日(sat) 25日(sun)
時間 10:00〜16:00
会場 矢部屋許斐本家
〒834−0031
福岡県八女市本町126
電話 0943-24-2020


◎参加者一覧
カフェ&ギャラリー 鹿鳴庵
博多曲物 柴田徳商店
日本画家 糸山志泉
お煎茶 入江規子
お抹茶 堀明日香
こぎん刺し ソラハナ
つまみ細工 和裁士 宗近陽子
カトラリー作家 Rissani
橘流筑前琵琶 筑後旭会 kochou
洋菓子作家 ランコントル
アジア民芸布 風の道



◎橘流筑前琵琶演奏会
「春の宴」〜春の季節の物語〜

時 3月24日(土) 13時半より15時
入場料 1500円(お茶券と春のお土産付き)
定員20名 予約優先

ご予約はメッセージまたは
☎︎080-6460-4436

出演: 筑前琵琶筑後旭会kochou

演目
華道 花の恵み (お花 末安賢吾×筑前琵琶)
名残の桜
若き敦盛
舞扇鶴ヶ岡
茶道 松風の曲 (茶道お点前 堀明日香×筑前琵琶)

※賛助出演 琴古流尺八 山口籟盟

2017年6月25日日曜日

最初の師匠が亡くなりました。

私の恩人、尺八を始めるきっかけを作って下さった最初の師匠、都山流尺八の来田笙山師が、平成29年6月23日に亡くなりました。89歳でした。

この方が勧めて下さらなかったら、今の私はありません。この上ない感謝とともに、謹んでご冥福お祈り申し上げます。



写真は、今年4月に訪問した時の写真で、生前最後のご訪問となってしまいました。



24日(土)、お通夜に行ってまいりました。

お通夜の最後に、ご挨拶と献奏をさせていただきました。ご挨拶のために今までの人生を振り返ると、大学の部活、大学時代にお知り合いになったたくさんの方々、関西に移って修行時代に出会った方々、関西移住がきっかけで就職、結婚、妻も大学時代の学生邦楽の知り合い…と、現在の自分の立ち位置のすべての原点が、この尺八を初めて教えてくださった来田先生のおかげであるとあらためて気付き、そのようなご挨拶をさせていただきました。献奏は、来田先生に初めてお習いした古曲で、4月に最後に生前にお会いした時に先生の前で合奏練習をさせていただいた「黒髪」を演奏させていただきました。

25日(日)の葬儀では、冒頭に奥様の箏の御社中や、先生と同門の都山流師範の方々とご一緒に「六段」を、そして葬儀が終わって出棺の前に、ご挨拶と琴古流本曲「真虚霊」の献奏をさせていただきました。「真虚霊」の演奏のために席を立ち、尺八袋を紐解くとき、その紐の結び方、中継ぎの抜き差しの仕方を、初めてのお稽古の日にお習いしたことを思い出しました。23年経った今でも、この二つは来田先生に習った通りに続けています。ご挨拶では、そのことをお話しさせて頂き、まるで昨日のように思い出されること、こうして現在も続けさせて頂いている感謝の気持ちを述べさせて頂きました。「真虚霊」も、気持ちを込めて一生懸命演奏できたと思います。来田先生には安らかに旅立って頂きたいと心からお祈り申し上げると同時に、こうして若い頃から尺八に邁進するチャンスを頂いたことに深く感謝し、尺八界の活性化のために頑張って行きたいと気持ちを新たにしたところです。

2016年12月16日金曜日

小倉の袴

今日の午後、本業の仕事の都合で、北九州市にある「いのちのたび博物館」に行ってきました。
昔は、八幡駅の横に併設される形で、恐竜の化石やシーラカンスなどが展示されていたのですが、いつのまにか場所もスペースワールドの横に移されて、リニューアルというより完全に新設されて、規模の大きい綺麗な博物館に生まれ変わっていました(ちなみに、僕が小学生の時初めて恐竜の化石というものを直接見たのは、八幡駅横にあったときの同博物館でした)。地球上の生命の誕生から現代に至るまで、化石や生物だけでなく人間の社会科学や暮らしの歴史、北九州市の産業や文化に関することまで、幅広い展示内容で、見学できてとてもよかったです。

いろいろな展示の中で特に注目したのが「小倉(こくら)織」。これは、漱石の小説の中で、書生の描写の中にお決まりのように「小倉の袴」が登場するため、どんなものなんだろうとずっと気にかかっていたものでした。

私事ですが、高校時代から漱石に憧れ、大学も漱石にゆかりのある熊本大学(前身は漱石が教鞭をとった旧制第5高等学校)に進学、大学4年間は全て着物で過ごしました。そのとき「小倉の袴」をだいぶ探してみたのですが、ついに入手することはできませんでした。今日の展示で、明治期までは生産されていたものの、昭和期にはすでに希少なものになっていたことがわかりました。勉強になりました。

ちなみに、大学時代は久留米絣と仙台平の袴に落ち着きました。この仙台平は、質感はとてもいいのですが、古着屋で手に入れたものは劣化して縦に裂けやすいのが欠点で、裏から和紙をあてて糊付けしたりして修繕しましたが、結果的にかなりの数をはき潰してしまいました。袴のまま自転車に跨って、市内中駆け回ったりしていましたからね。もしそのころも生産されていたならば、上下とも綿の丈夫な布地で、僕の過酷な普段着としての使い方にも耐えてくれたかもしれません。ただ、昔の白黒写真を見ると、だいたい小倉の袴はひだも取れてしまってゴワゴワになっていますよね。久留米絣も「綿というのは頑丈だが型崩れしやすい」というのがよくわかりました。


~以下、展示の解説文です~

小倉織(こくらおり)は江戸時代の初め頃から豊前小倉(こくら)の特産として作られていた綿織物で、徳川家康や細川忠興に関する記録にも小倉織の名をみることができます。当初は貴重品でしたが、徐々に袴や帯、冬の日常着として武士や庶民の間で愛用されるようになりました。
明治時代になると、手織りから機械織りへと変化し、書生の袴や制服に用いられるようになりましたが、昭和初期には衰退し、幻の織物とさえいわれるようになりました。

小倉織の特徴は、細い糸を2本から4本撚(よ)り合わせて作った「もろよりの糸」を使用し、たて糸の密度を高くすることで、丈夫な布にしている点です。現存する小倉織の多くは2本の糸を撚り合せた「双糸」を使用しています。この糸を作るには高い技術と労力が必要で、全国的にも珍しい技法です。

小倉の名産、徳川家康もお気に入り
丈夫で長持ち、人気の綿織物です。
武士のはかまは小倉織がいちばん。

あの徳川家康が鷹狩りの時に小倉織の羽織を来ていたそうです。






2016年6月2日木曜日

来来亭・甘木インター店3周年&レガシィ19万5000キロ

関西では有名なラーメンチェーン店、「来来亭」の甘木インター店が、開店3周年とのことです。

滋賀県発祥の「来来亭」は、京都の「天下一品」と並んで、関西でも有名なラーメン屋さんですね。関西での修行時代によく食べに行った思い出深いお店です。「関西の豚骨ラーメン」には中々馴染めませんでしたが、この「来来亭」の醤油味は、九州の豚骨にはない魅力的な味わいで、当時から大好きでした。

九州に帰郷して、来来亭が中々見当たらないことに一抹の淋しさを感じていた所が、ある日、田主丸の筑後川挟んで真向かいにある甘木(あまぎ)に、新しく店舗ができているのを発見しました。それ以来、醤油ラーメンが食べたい時はこちらに訪れていたのですが、もうあれから3年も経ってしまったとは…

※豚骨ラーメン文化の福岡ならではの但書き


妻は九州の出ではないので、豚骨より醤油の方が安心感があったようで、この店が出来てからは、ファミリーでは、久留米ラーメンの店よりも来来亭に行く回数の方が増えましたもんね。当時は赤ちゃんだった息子も、もうすぐ4歳で、今日も「来来亭に行きたい!」とせがまれての出発でした。月日が流れるのは、早いものです。

※醤油スープに、背脂と一味唐辛子が入っているスープ。個人的な好みで、一味唐辛子はいつも抜いています。因みにここ、チャーハンもえらいうまかです!


さらにその帰りがけ、新車から8年目となる、愛車のレガシィが、走行距離19万5000キロとなりました。このクルマで、関西時代、来来亭やら天下一品やらをあれこれまわったものです。新車の時は、走行距離9キロのスタートでした。もうすぐ20万キロ!!…ああ、2回目のタイミングベルトの交換…


2016年5月1日日曜日

GWの里帰り

故郷の遠賀郡・岡垣町に帰って来ました。海岸沿いに、塩害防止林の「三里松原」が見えます。キャッチフレーズは、「うみがめも帰る町、岡垣」!



波津(はつ)の海岸沿いに、こげな施設がありました。

岡垣町観光ステーション・北斗七星!

水道や休憩所、貸自転車など、非常に充実した施設でした。しかも、新しくてキレイ!
駐車場もゆとりのある広さでした!

岡垣町、がんばってる!!






海は広い!!






岡垣町の海、遠景より。
海を望む「成田山」より、町を一望できます。
故郷は、心和みます。

2016年4月2日土曜日

春が来た!

今日は、本当に美しい朝です。
昨日の雨で、桜が散らないか心配しましたが、大丈夫なようでよかったです。

ローカル線・久大本線沿いに、菜の花が咲いています。耳納連山の山裾が、なだらかな曲線を描いて、大地へと繋がっています。

のどかな光景です。


桜がいい塩梅でした。
青空とのコントラストが最高です。
日本人に生まれてよかった!!と思える景色の一つですね!
こういう光景には、やはり和楽器の音色が合います。


イチョウも、新芽が芽吹いていました。


やっぱり、ちっちゃくてもイチョウ形です!

2016年3月21日月曜日

不動岩

熊本県七城町の温泉に向かう途中、奇岩の絶景を発見。



山鹿市三玉地区の蒲生にある、「不動岩」です。この不動岩は、5億年以上も前の古生代の『変はんれい岩』からできたもので、まだ日本列島の形すらできていない時代のものだそうです。 

この変はんれい岩が気の遠くなる年月をかけて崩れて海に流され、海水に洗われ丸い小石や砂(さざれ石)になり、そのさざれ石が海底に厚く積み重なって強い圧力を受け岩磐となり、その周囲が削り取られてできたのだそうです。国歌「君が代」の歌詞にある「さざれ石の巌(いわお)」の言葉どおりですね!



因みに、その名前は平安時代、山伏たちがこの山中にこもり、不動明王を本尊として祀り修行したことに由来するとのこと。

みかん畑の間のつづら折りの細い農道をくねくね登っていくと、3つの不動岩のなかの「前不動」の麓に到着しました。本当に、見上げるほど大きいです。国歌の歌詞どおり、苔むしていました。何だか、体が浄化されるような、不思議な気分でした。





拝殿が壊れてしまったようで失われていましたが、隣に仮の拝殿があり、本尊の不動明王が安置されていました。家族の安全と芸の精進を祈願させて頂きました。周りに、修復用の建材が並べてありました。



それから、ここからの景色が最高でした。今日はいい天気だったので、青空と岩のコントラストが美しく、さらに遠景を見渡せば、遠く金峰山の方まで望むことができました。「虚空鈴慕」が空いっぱいに響き渡りそうな世界でした。


2016年1月24日日曜日

H28.1.24の寒波による大雪



「本当に、ここは九州なの?」
と、思わず口にしてしまうほどの大雪でした。



朝起きた時、車も道路も、家の屋根も、うっすらと白い雪が。
しかし、その後日中どんどん雪が降り積もり、
車の上は、分厚い布団かなにかを覆いかぶせたような
様子になってしまいました。
5〜10cmほど積もったのではないでしょうか。





せっかくなので、妻、息子と3人で雪だるまを作ったり、
草スキーのボードを使って前の坂でソリ滑りをしたりしました。
車の温度計を見ると、気温がマイナス3度を指していました。
寒すぎてパウダースノーのようにパラパラした雪となり、
雪玉や雪だるまが固まりませんでした。




ちょっとだけクルマを動かして、辺りの様子を見に行きました。
県道でも2速で20km走り、下り坂では1速エンブレという、
超恐々運転でした。平地の者は、雪に慣れていないので、怖いです。
柿畑は真っ白で、唱歌の「枯れ木残らず花が咲く」という
歌詞の通り。道路も5〜10cmの積雪。





これはもう、明日はチェーンが必須と判断し、
夕方のうちに早々とチェーンを巻いてしまいました。
チェーンを巻いている間にも雪は降り続け、
チェーンのケースや取説も真っ白になってしまいました。
普段全くしたことのないチェーン
(買って以来、装着はただの1回)、
しかも手もかじかんでいて、雪にまみれながらの装着は、
本当に大変でした…





しかも、燃料もカラだったので、チェーン装着後の試運転も兼ねて
ガソリンスタンドに行ってきました。
とにかく「事故らないように」の、20km走りでした。
まわりのクルマも、みんなノーマルタイヤで
チェーン未装着の20km走りでした。
帰りがけに、1台だけチェーン装着車を見かけました。
ガソリンスタンドのあるマックスバリュも、そよ風ホールの辺りも、
もはや筑後の田主丸とは思われない雪景色というか、
すごい吹雪でした。


…明日はどげんなるとでしょう…




1.25追記

朝6:20頃、外に出てみると…