2017年3月19日日曜日

「而今の会」ブログ更新のお知らせ

今回は、長野県在住・山田流の大庫こずえさんが、会場の下見の様子をレポートされています。

どうぞご覧ください。



2017年3月13日月曜日

「春はあけぼの。」ライブ、終わりました&「而今の会」ブログ更新しました

「而今の会」のブログを更新しました。
ライブ「春はあけぼの。」の感想なども書いています。
どうぞ、ご覧いただけると嬉しいです。



http://nikonnokai.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html


なお、「春はあけぼの。」ライブより、
2、「椿咲く村」(福田蘭童)
3、「みだれ」(箏曲、尺八素吹き)
4、「鹿の遠音」(琴古流本曲、独奏)
の3曲を、YouTubeで公開しております。

もしよろしければ、ご覧下さい。





2017年3月9日木曜日

福田蘭童作曲「椿咲く村」

福田蘭童作曲「椿咲く村」
今度の日曜日、久留米市シティプラザ横「六角堂広場」でのライブで演奏します。

福田蘭童は、久留米市出身の洋画家・青木繁の子であり、最近筑後地方で演奏の機会があるときには、時々選曲に入れています。蘭童の弟子が横山勝也師ということで、竹心会系統の方は本曲に準ずるような形で力を入れて伝承されていますが、そちらとは別に「琴古社の蘭童曲譜」というのも数曲出ているようですね。裏面の解説文に、今ではかなりの知名度を持つ蘭童作品が、かつては不遇の扱いを受けられていたことや、同氏の作品に対する佐藤晴美の熱い想いが感じられます。

久留米市で「椿」といえば、市内でもうきは寄り、田主丸の手前にある「草野町」が脳裏をよぎります。ここは「椿」で有名で、「久留米つばき園」や「世界のつばき館」といった、たくさんの椿を鑑賞できる場があります。僕も4年前の今頃、「久留米つばき園」を訪れ、その種類の多さにびっくりした覚えがあります。

福田蘭童が、草野町を具体的にイメージしていたのかはわかりませんが、今回久留米市中心部での演奏ということで、この曲を取り上げてみました。竹心会の方からきちんとお習いしたわけではありませんが、自分なりの「椿咲く村」を演奏できたらなと思っています。







2017年3月5日日曜日

「而今(にこん)の会への思い」を投稿しました。

「而今の会」のブログ記事を執筆しました。

この演奏会にかける思いや意気込みを述べていますので、是非ご覧頂けますと嬉しいです。



2017年3月2日木曜日

六角堂「春はあけぼの。」出演

お知らせです。

来る3月12日(日)、久留米市中心部にある「久留米シティプラザ・六角堂広場」にて開催される「春はあけぼの。」という和楽器演奏のイベントにて、演奏させていただくことになりました。

山口籟盟による琴古流尺八の独奏のほか、大正琴ユニット・70’s小町(ナナマルコマチ)さんとの共演で「恋ダンス」の演奏も行います。また、同イベントには筑前琵琶奏者の石橋旭姫さんもご出演の予定です。お近くの方、ぜひ足をお運びいただけましたら嬉しいです。

詳細は、以下の通りです。

日時:平成29年3月12日(日)11:00〜16:00
会場:久留米シティプラザ・六角堂広場
イベント名:「春はあけぼの。」
タイムテーブル
13:00〜山口籟盟(最後に70’s小町さんとの「恋ダンス」)
14:00〜大正琴ユニット・70’s小町さん
15:00〜筑前琵琶・石橋旭姫さん
演奏予定
・日本古謡「さくら」
・福田蘭童作曲「椿咲く村」
・箏曲「みだれ」
・琴古流尺八本曲「鹿の遠音」
(以上、尺八独奏)
・「恋」(70’s小町さんとの合奏)


2017年2月27日月曜日

【ジョイントweb演奏会:中村 建・山口籟盟】琴古流本曲『鹿の遠音』

【ジョイントweb演奏会:中村 建(北海道)・山口籟盟(福岡県)】
琴古流本曲『鹿の遠音』

Facebookでお知り合いになった、北海道大学の中村 建さん(琴古流尺八荒木派)と、福岡県在住の山口籟盟(琴古流尺八竹盟社)による、「オンラインでの共演」です。

中村さんとの出会いは、昨年夏にたまたま出会った『八段』のYouTube動画でした。北海道大学邦楽研究会の夏の演奏会の映像で、あの難しい『八段』の尺八を「この人は琴古流の専門家か!?』というような説得力のある技法と音色、合奏技術で演奏されていて、驚愕した覚えがあります。他に動画がないかと検索してみると、『四季の眺』などの動画もあり、『八段』と同様に素晴らしい演奏でした。また大学3年生のときの定期演奏会では『残月』を披露され、1曲を暗譜による気迫の演奏で通されたのには「圧巻」の一言につきるものがありました。さらに、年を越して今年の1月には琴古流本曲の演奏動画も公開されるなど、学生さんとは思えない古典の演奏力を発揮され、精力的に活躍中です。

中村さんは長野県のご出身で、琴古流荒木派のお父様に師事されたとのことで、幼少期より古典の素養を身につけた端正な尺八を吹かれていたという話も耳にしました。地元の高校を卒業後、北海道大学に進学され、有島武郎の研究をされているということで、日常を和服で過ごされたり、旧漢字・旧仮名遣いを使用されたりするなど、自分との共通点も多く、「ああ、学生時代に出会っていたら、きっと気の合う友人としていろいろ交流できただろうな」などと思ったりしました。Facebook友達になってからも、尺八を始めいろいろな話題でメールが盛り上がり、「ジョイントweb演奏会でご一緒にいかがですか?」とお誘いしてみたところ、快諾していただきましたので、琴古流本曲の代表曲『鹿の遠音』の吹合せをさせていただきました。

以前、中村さんの動画をFacebookでご紹介させていただいた時も触れましたが、中村さんの芸は琴古流の中でも「荒木派」といって、戦前の名人として名高い3世荒木古童の芸系となります。飾らない気骨あふれる音色と、流麗なアタリやスリといった技巧が組み合わされ、今ではなかなか聴くことのできない、琴古流古来の伝統の技が平成の現代に至るまで脈々と受け継がれてきた貴重な本曲です。学生邦楽や若手奏者には、管楽器としての尺八奏法に秀で、洋楽の知識も深く、本当にお上手な方がたくさんおられます。しかし、この中村さんのように、幼少期からの古典の素養と高い演奏力を持った、こうした古来の琴古流の技を、この若さで実現できているというのは、本当に稀有な例なのではないでしょうか。

中村さんとも、何度もメールで音源のやりとりを行いながら「オンライン下合わせ」を重ね、曲を仕上げていきました。「鹿の遠音」は「掛け合い」の形で2管の尺八が交互に演奏をしていく形式のため、それぞれの演奏をどのタイミングで重ねていくかなども、パソコンによる音源の合成操作を重ねながらあれこれ試し、合奏を作り上げていきました。また、年始には郷里に帰られたタイミングでお父様との合奏の音源を送ってくださり、大変勉強になりました。お父様には、この場をお借りして御礼申し上げます。掛け合いの回数やタイミングは、荒木派の方法をベースにしています。

今回の「オンラインの共演」は、九州と北海道という、日本でも地理的に最も離れた2人の奏者による「鹿の遠音」となります。しかし、場所は離れていても、琴古流本曲に対する熱い思いをしっかりと共有でき、本当に楽しい共演をさせていただきました。中村さんには、今後ともますます研鑽され、ぜひともご活躍されますよう、心より応援申し上げております。どうぞご視聴よろしくお願いいたします。

~共演者・中村 建さんよりコメント~
昨年より山口様は「オンライン共演」に取り組まれてをられますが、この度「鹿の遠音」を演奏するに當たつて私のごとき未熟者をお誘ひ頂き、誠に難有うございました。これまでの「オンライン共演」の曲目とは異なり、拍節が一定しない(或いはない)「鹿の遠音」を「オンライン共演」の形で演奏するのは、色々困難もあるやうに感じました。今後、色々研究が必要かと思ひます。是非とも山口様と直接お會ひして合奏出來る機會があれば幸ひです。




2017年2月25日土曜日