2017年4月2日日曜日

「而今の会」メンバー3名の自己紹介記事

「而今の会」ブログにて、メンバー3名の自己紹介記事が出揃いましたので、この場でご紹介します。

・東啓次郎さんの記事
【東 啓次郎只今参上‼】H29.3.18


・大庫こずえさんの記事
【原点回帰のきっかけはFacebook】H29.3.25


・山口籟盟の記事
【兼業尺八家・山口籟盟】H29.3.26


どうぞ、ごらんください!

【web演奏会】10分で琴古流本曲「葦草鈴慕」

29回山口籟盟web演奏会【10分で琴古流本曲(17)「葦草鈴慕」】
ふだんなかなか耳にする機会のない琴古流尺八本曲を
聴きやすい「10分程度」の演奏でお届けするシリーズです。

琴古流本曲表のうち17曲めは、「葦草鈴慕(いぐされいぼ)」です。「琴古手帳」によれば、18曲目の「伊豆鈴慕」とともに、勇虎尊師より伝来したということです。

武蔵国青梅の鈴法寺が、天文元年(1532)から慶長18年(1613)までは、武蔵国川越の葦草村にあり、その鈴法寺の「鈴慕」を「葦草鈴慕」と呼んだものであるようです。鈴法寺は、一月寺とともに虚無僧寺の総本山であり、初代黒沢琴古はその両寺の「吹合」(指南役)を務めていたことなどを考えると、琴古流本曲の中でも地元・関東の色彩を色濃く残した楽曲であるようにも感じられます。さらに黒沢琴古に同曲を伝授した「勇虎尊師」は、前にも述べた通り「琴三虚霊」の曲名変更に泰巌尊師とともに立ち会ったり、琴古流本曲全曲の曲名や曲順の決定にも大きく関係した人物でもあるようです。

私事ですが、実は私は竹盟社師範・吉村蒿盟師に入門以来、1年間半ほどは「本曲のみ」お習いするようお願いしてしまい、吉村先生はその願いを快く聞き入れて下さって「打替虚霊」までの16曲を稽古してくださいました。当時の自分は本曲に傾倒しており、「尺八は本曲のみでよい」と考えていたのです。しかしお習いするうちに、竹盟社の外曲の素晴らしさにもあらためて心を惹かれ、「打替虚霊」のあと再度お願いして「黒髪」「六段」から稽古を付けていただきました。外曲は曲順通り、生田も山田もお習いし、「八重衣」「残月」を終えて、再び本曲を、というときの記念すべき1曲目がこの「葦草鈴慕」で、大変感慨深かった思い出があります。そのお稽古の時、吉村先生が松村蓬盟先生に習われた時のエピソードとして、かつて大阪平野が葦に覆われた湿地であったお話や、松村先生ご自身がこの曲を気に入られていたことなどをお話しされていて、心に残っています。

そういった思い出を心に浮かべながら、穏やかな3月の午前中に、自然な心持ちでこの曲を演奏することができ、大変ありがたいものであります。


「山口籟盟web演奏会」は、ふだんなかなか耳にする機会のない

尺八音楽を、インターネット上で公開する取り組みです。

2017年3月19日日曜日

「而今の会」ブログ更新のお知らせ

今回は、長野県在住・山田流の大庫こずえさんが、会場の下見の様子をレポートされています。

どうぞご覧ください。



2017年3月13日月曜日

「春はあけぼの。」ライブ、終わりました&「而今の会」ブログ更新しました

「而今の会」のブログを更新しました。
ライブ「春はあけぼの。」の感想なども書いています。
どうぞ、ご覧いただけると嬉しいです。



http://nikonnokai.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html


なお、「春はあけぼの。」ライブより、
2、「椿咲く村」(福田蘭童)
3、「みだれ」(箏曲、尺八素吹き)
4、「鹿の遠音」(琴古流本曲、独奏)
の3曲を、YouTubeで公開しております。

もしよろしければ、ご覧下さい。





2017年3月9日木曜日

福田蘭童作曲「椿咲く村」

福田蘭童作曲「椿咲く村」
今度の日曜日、久留米市シティプラザ横「六角堂広場」でのライブで演奏します。

福田蘭童は、久留米市出身の洋画家・青木繁の子であり、最近筑後地方で演奏の機会があるときには、時々選曲に入れています。蘭童の弟子が横山勝也師ということで、竹心会系統の方は本曲に準ずるような形で力を入れて伝承されていますが、そちらとは別に「琴古社の蘭童曲譜」というのも数曲出ているようですね。裏面の解説文に、今ではかなりの知名度を持つ蘭童作品が、かつては不遇の扱いを受けられていたことや、同氏の作品に対する佐藤晴美の熱い想いが感じられます。

久留米市で「椿」といえば、市内でもうきは寄り、田主丸の手前にある「草野町」が脳裏をよぎります。ここは「椿」で有名で、「久留米つばき園」や「世界のつばき館」といった、たくさんの椿を鑑賞できる場があります。僕も4年前の今頃、「久留米つばき園」を訪れ、その種類の多さにびっくりした覚えがあります。

福田蘭童が、草野町を具体的にイメージしていたのかはわかりませんが、今回久留米市中心部での演奏ということで、この曲を取り上げてみました。竹心会の方からきちんとお習いしたわけではありませんが、自分なりの「椿咲く村」を演奏できたらなと思っています。







2017年3月5日日曜日

「而今(にこん)の会への思い」を投稿しました。

「而今の会」のブログ記事を執筆しました。

この演奏会にかける思いや意気込みを述べていますので、是非ご覧頂けますと嬉しいです。



2017年3月2日木曜日

六角堂「春はあけぼの。」出演

お知らせです。

来る3月12日(日)、久留米市中心部にある「久留米シティプラザ・六角堂広場」にて開催される「春はあけぼの。」という和楽器演奏のイベントにて、演奏させていただくことになりました。

山口籟盟による琴古流尺八の独奏のほか、大正琴ユニット・70’s小町(ナナマルコマチ)さんとの共演で「恋ダンス」の演奏も行います。また、同イベントには筑前琵琶奏者の石橋旭姫さんもご出演の予定です。お近くの方、ぜひ足をお運びいただけましたら嬉しいです。

詳細は、以下の通りです。

日時:平成29年3月12日(日)11:00〜16:00
会場:久留米シティプラザ・六角堂広場
イベント名:「春はあけぼの。」
タイムテーブル
13:00〜山口籟盟(最後に70’s小町さんとの「恋ダンス」)
14:00〜大正琴ユニット・70’s小町さん
15:00〜筑前琵琶・石橋旭姫さん
演奏予定
・日本古謡「さくら」
・福田蘭童作曲「椿咲く村」
・箏曲「みだれ」
・琴古流尺八本曲「鹿の遠音」
(以上、尺八独奏)
・「恋」(70’s小町さんとの合奏)