これらの中でも特に思い出深いのは、当時博多の書店で買った「Queen Live クイーンコンサートドキュメンタリー〜伝説の証」という本です。情報網が限られたであろう当時、よくこんな詳細でマニアックなものが書けたなと、今考えても感心するくらいのものです。ウィキペディアにはない味わいというか、「情報」というよりも、中身のエピソードや文書そのものが「暖かい」というか「熱を帯びている」んですよね。僕のQueenに関する知識は、ほぼこれによるものです。
それから、黒いジャケットのCDは、1992年にフレディ追悼版としてリリースされた「ボヘミアンラプソディー/These are the days of our lives」のシングル。僕が初めて買ったQueenのCDです。97年当時はまだCDショップの店頭に新品で並んでました。二枚のLPレコードは、母が若い頃買ってテープにダビングした後、そのまま持っていて譲ってもらったものです。Queen IIの「サイドホワイト」が好きで、よく父の部屋のステレオを借りて針を落としたなぁ…。僕はフレディよりも、どちらかというとブライアンのファンなんですよ。