2016年6月3日金曜日

YouTubeの威力

私事ですが、自分は純邦楽、クラシックとならんでロックも好きで、ビートルズとかツェッペリンとかもよく聴くんですが、最近AC/DCという、オーストラリアのバンドが好きです。

高校時代に、本屋でギター雑誌を立ち読みしていたら、小柄なギタリストがスクールボーイスタイルで、真っ赤なギブソンSGを抱きかかえ、ステージ上を暴れまくっている写真に衝撃を受けたのですが、当時は家にネットなどなく、バンドの音を聴こうとするならば、CDショップに行って3000円近いアルバムを買わないとどんな音楽かを知ることもできなかったので、このバンドのサウンドとは縁を作れず今日まで来たのでした。


そんなAC/DCの曲にハマったきっかけは、なんとYouTubeで見かけた"Juliana Vieira"という、ブラジルの女性ギタリストでした。大変上手な上に、本当に楽しそうにギターを弾いていて、まるでギターが自分の分身か何かのようだったので、すっかりファンになってしまいました。この演奏を聴いて、逆にAC/DCの音楽にも興味を持ち、高校生以来、十数年間ぶりに実際に聴いてみることになったわけです。


Juliana Vieiraさんは、プロのギタリスト(?)のようではありますが、CDを出して活動というよりも、地元でライブをやったり、BOSSなどの機材メーカーと契約して動画を作成し広告塔になったりといったお仕事をされているようですね。機材のデモをカバー曲でやりながら、自分のオリジナルも公開したりしているようです。


それにしても、十数年前は、CDでメジャーデビューしないと音も聴いてもらえなかったのに、今では個人がどんどんYouTubeに演奏を上げて、それに興味をもった人がビッグバンドの検索をしたりするんですから、時代も変わったものですね。私も、稚拙な演奏かもしれませんが、自分なりに色んな演奏を発表し、少しでも多くの方に尺八に興味を持って頂けたらと、僭越ながら思っております。

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