昨日、頼んでいた新管が、ついに出来上がりました!
製作をお願いしていたのは、熊本県は阿蘇高森にご在住の製管師、利道 道仁(りどう どうじん)師です。熊大に通っていた頃からお付き合いのあった方ですが、楽器を製作して頂くのは、今回が初めてです。
道仁銘の尺八は、太く豪壮な鳴りと抜けを特徴としながらも、優雅な竹らしい音色も合わせ持った、まさに阿蘇の大自然のスケール感が具現化したような竹です。今回は、私からの様々な要望も聞いてくださり、かつ、利道師のこだわりも貫かれ、本当にいい楽器に仕上がりました。特に「リ」が、素晴らしい音色で、一メリものが楽しみです。
師匠は、「真っさらの尺八の音が変化するのは、最低1年。毎日吹いた場合は10か月」とおっしゃっておられました。これからがまさに音作りです!!
(一番手前が、今回の新管です。中:製作中にお借りしていたもの、奥:利道師の愛管)
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