【志図の曲(Shizu no Kyoku)山口 翔】
明暗真法流、対山派などにも同名曲があり「賤(子)の曲」「志津の曲」などとも書かれるようです。
「しず(しづ)」とは、「しづ(静・鎮)める」の意であり、一切の修行が成就することを願う意味を含む曲だとも言われているそうです。曲は冒頭、高く激しい音より始まって、次第に鎮まりを見せ、曲の最後には尺八の最低音(筒音)まで下がって終わります。
「京鈴慕」「琴三虚霊」「吉野鈴慕」とともに、宇治吸江庵にて龍安より初世黒沢琴古が伝授されました。
平成30年 12月26日撮影
撮影機材:iPhone
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