2014年8月6日水曜日

友近の歌唱

友近は歌がお上手というのはテレビなどで時々取り上げられて知っていました。

こないだ、妻が友近&堀内孝雄のアルバム(そんな企画もスゴイですが!!)をiTunesストアからダウンロードし、クルマでかけていたのを聴いて、びっくりしました。プロと言われても遜色ない歌唱力!

そして、それ以上に驚いたのが、この人の歌い方をイメージして尺八を吹くと、呼吸や音の響かせ方が大変上手く行くのです。理由を色々考えて見ましたが、「音を響かせたまま抜き、ビブラートをかける」仕方が上手なのかなと思いました。そしてまた、体の中での響かせ方や響かせるポイントのフィーリングが、自分の体格とあっているのかなとも思いました。堀内孝雄の歌ももちろん超絶上手いのですが、この方の歌い方のイメージでは尺八に役立てられないのです。妙なものですね。自分は体格が小さいので、女性の響かせ方が参考になるのでしょうか。

そういえば、公園のセミのやかましい音も、尺八の鳴らし方の参考になります。あの小さい体で、よくあれだけの音を響かせられるものです。子供の頃図鑑で見ましたが、セミは体の中が空洞で、そこに音を響かせているんだそうです。一昨日の中央公園での練習でも、セミの大合唱をバックに、友近歌唱イメージで吹くと、声量はセミに及びませんでしたが、響の成分はしっかりと保つことが出来ました。


夏の間、友近歌唱研究が続きそうです。

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