勤務先の朝倉郡東峰村の里山ののどかな景色です。水田に水が入り、次々と田植えが行われています。水の張った田は、まるで鏡のようです。この辺りは山がちな土地なので、棚田が立体的な造形美を成しています。
旧国鉄、日田彦山線の眼鏡橋が見えます。かつて炭鉱のあったこの地から、石炭を積んだ列車が北九州目指して出発していたのでしょう。閉山後の現在は、至ってのどかなローカル線の様を呈しております。
この付近は、遠近感を覆すほどに、場所によって距離感が異なるため、勤め始めた当初はまるで富山の黒部ダムを見た時のような立体的な違和感を感じたものでした。もう、遠くの景色にもすっかり慣れて、違和感は消えてしまいましたが。
水田の水面のさざ波の、日光の乱反射が、美しいです。
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