昨日は実家に帰り、久々の屋内練習だったのですが、今日は打って変わって持ち帰った仕事に追われ、日中は部屋に缶詰でした。夕食直前にようやく中央公園に向かうことが出来ました。
巣鶴鈴慕の暗譜もだいぶ定着して来たので、もう一曲と取り組み始めたのが、「夕暮の曲」です。まさに今、疲れて空腹なときにピタリとはまる曲です。個人的に、この曲には「終末」とか、「老い」とか、そんな「滅びの美」のような印象を持っています。師匠はよく、「同じ尺八を吹くのでも、朝の寝起きと、活発な昼間と、疲れて休みに入ろうとする夕方とでは、必然的に演奏が変わってくるものだ」と仰いましたが、この今の自分の状態にピッタリの曲です。鳴らないわけではなく、しかし空腹ゆえ絶好調の鳴りでも無いという、丁度いい塩梅でした。
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