毎朝の練習に加えて、昨日から昼の休憩時間にも通し練習を始めました。五段砧は中々の難曲なので、ミスなく最初から最後まで充実した演奏を通すのは簡単ではありませんが、音色、音量、指使い、そして精神的にもなるべく高い次元をキープできるよう、心がけて練習に励んでいます。
五段砧は、関西時代の最後の頃に吉村先生にお習いした数曲の内の一曲です。すでに、残月も、本曲36曲も全て終わった後だったと思います。青譜では出ていない曲なので、故・松村蓬盟先生にお願いして頂戴致しました。松村先生には、何度か譜本を頂きましたが、五段砧とともに頂いた数冊の譜本が数曲が最後に頂いたものとなりました。「九州にて、心機一転、研鑽あれ」の一筆を添えて頂き、現在でも大切にしまってあります。
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