これまでは、脳にエネルギーを送るためにも、ある程度の糖質はしっかり取らなければと思っていました。しかし、この本によると、主食が糖質の伝統的な食事は、農作業などの重労働に対して速効性のあるエネルギー源だから生まれたものであり(口の中で唾液により消化されるのもこのため)、現代の消費エネルギーが少ない生活では過剰な量であるとのこと。特に夕食で摂取すると、大量のインシュリンが就寝時の成長ホルモンを邪魔し、老化が促進されてしまうとのことでした。糖質以外の食品からも十分にエネルギーは取れるので(胃腸などの消化器官でゆっくり吸収)、緑の濃い葉野菜や肉魚、オリーブオイルなどをしっかりと取るべきだと書いてありました。
実践してみると、夜の就寝時も、朝の起床時も、身も心もスッキリ穏やかで、変な空腹感もなく、増加傾向にあった体重もすんなり元に戻りました。これからの3、40代を健康で乗り切るためにも、健康的な食生活を確立し、心身ともに健全な状態を維持して行こうと思いました。
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