明治の洋画は、洋画の写実性に魅せられ渡欧留学した人々や、明治政府のおかかえ外国人によって徐々に定着して行ったとのことで、最初は美術学校に洋画専攻がなかったり、第一回の展覧会は見世物小屋のような雰囲気だったりと、沢山の苦労と文化的なギャップを乗り越えてのことだったようです。洋楽のコンサートも、最初は三曲のおさらい会のような感じだったらしいですよね。今では、三曲もホールで演奏するようになり、丁度真逆のようになってしまいましたが。
ちなみに、入場チケットは、下のように鮭になっていました。口に通す紐までもらえました。
今回観た作品の中で最も感銘を受けたのが、五姓田芳柳作「大楠公」です。楠木正成の凛とした佇まいが素晴らしいと思いました。
それから、藤島武二の「天平の面影」。等身大の令嬢の気品ある立ち姿に魅了されました。背景は金箔のようでした。
自分も、盛んに演奏活動を行えるよう、がんばります!!
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