2014年7月7日月曜日

勉強会を振り返って

沢山の方に支えて頂き、無事に演奏を終えることが出来ました。稽古をつけて下さった吉村先生、合奏して下さった富永澄子先生、畠中理恵先生、薫習庵や尺八の諸先輩方、そしてお足元の悪い中、聴きに来て下さった皆様、本当にありがとうございました。

さて、自分の演奏の反省ですが、音そのものの鳴りや、合奏の合口などは、これまでの合奏の中では特に上手く行ったかなと思います。ただ、精神面の問題があり、途中から欲が出て来たと言うか、「最後までこのまま失敗したくない!」という思いが逆に自分自身をこわばらせてしまい、二回目の手事辺りから体が硬くなり、力みが入り、甲の音を中心に音が痩せてしまいました。録音を聴くと、大分ホールの響きに助けられ、そこまで破綻が目立ってはいませんが、これは聴く方にばれなかったかどうかではなく、純粋に芸術としてどうだったかという所で、少し残念な結果でありました。

ともあれ、この大曲を、素晴らしい先生方に合奏させて頂き、合奏そのものを心から楽しむことが出来たのは、本当に幸せなことでした。この反省点も、貴重な経験として、これからの演奏に生かして行きたいと思います。芸事とは、とても難しいものですが、大変素晴らしいものだと、あらためて感じました。どうもありがとうございました。

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