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2021年3月3日水曜日

小5国語の教科書、新旧比較





左は平成8年版。僕が子どもの頃に使っていたのは、ちょうどこんな感じでした。小さくて薄くて軽いし、物語文の後の「勉強」的な感じのところはおまけ程度にちょろっとでした。こんなもんでしたよね。





右は令和2年版。横の長さはA4、縦の長さはB 5という、変則的な横広サイズ(他教科もこのサイズで、ランドセルの幅がA4でないと入らない…)で、太さが極太!!めちゃ重いです。


なんと、以前のように上下に分かれていない通年もの。また、やたらめったらカラーページで、あれこれ「ユニバーサルデザイン」てんこ盛りで、子どもの顔に吹き出しが書いてあったり、話し合いの模様が再現されてあったり…、と至れり尽くせり?もう、やりすぎじゃない??


僕は、ユニバーサルデザインのやりすぎは、脳を退化させるのではないかと考えています。考えたり間違ったりする機会が失われて、「ねらいどおり」の思考しか産まないような感じというか。デザインした側の「意図」の通りにしかなりようが無いようにしてるというか。所謂「研究授業」も「教師の意図通り」に子どもが理解・発表しないと「失敗」になりますしね…




こういう訳の分からないのも、所詮「流行」なので、そのうち廃れるでしょう。

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