昨日、4/27の朝練で、初めて巣鶴鈴慕を暗譜・ノーミス・ノンストップで通せました。
行きがけに、車の中で五郎先生のCDにあわせて唱譜しました。すると、これまで苦手で、音がこわばって痩せていた所にさしかかると、急に顔や頭部が緊張して、固くなっていることが分かりました。分かってからは、そのような所を出来るだけふくよかなイメージで唱譜しました。
すると、筑後川河川敷での通し稽古の時、いつも失速していた八、九、十段あたりが、これまでに比べて格段に楽に、スムーズに演奏出来ました。少し緊張しそうになると、すぐ唱譜の時のイメージを思い出し、口のまわりや後頭部、頭頂部をリラックスさせ、音を響かせるような感覚にしました。何とか失敗なく曲を終え、その録音を聴いてみると、これまでに比べて格段によくなっていました。
「巣鶴鈴慕は演奏体力が必要」と思っていましたが、それよりもこうした体の共鳴状態のキープが自分の課題だったようです。唱譜の稽古は、本当に大切で、たくさんのことを気付かせてくれますね。
この辺りの田んぼの、二毛作の小麦が、青々とした穂を付け始めました。そこに夜露を受け、朝日を浴びると、淡い緑の海のようで、本当にきれいです。恵みの時季が近づいてきたようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿