2012年3月29日木曜日

関西を出立します!

今までたくさんの勉強をして来た関西を、ついに出立します。

これまで住んで来た土地を振り返ると、地元福岡は育ちのふるさと、学生時代の熊本は心のふるさと、そして、この関西は学びのふるさとであったと言えます。尺八の世界でも、職場でも、本当にゼロから全て学ばせて頂きました。

最後の日が近づくに連れ、最後のお稽古、最後の出勤、最後の夕食…、と、最後の○○が一つひとつ過ぎては消えて行きました。しみじみとこれまでの思い出が浮かびました。

これからは、再びふるさとの福岡県、故郷でもあり、同時に新天地でもある福岡に出立します!


※自宅から見える、最後の伊丹空港の旅客機の離陸ですが、自分はクルマで参ります(……!)


2012年3月25日日曜日

最後のお稽古

本日、吉村蒿盟先生の元での10年間の最後のお稽古に伺いました。

初めてお稽古に伺った時、私はまだ20歳の熊本大学の学生でした。その頃の稽古通いは、夜行バスで早朝に難波のオーキャットに到着、JR難波で電車に乗り、吉村先生のお宅に向かうというものでした。先生は月に一度通ってくる学生のために、朝から夕方まで稽古をつけて下さいました。今考えてみても、本当に贅沢な時間でした。

熊本からの毎月の通い稽古が2年半続き、関西移住が叶い、毎週稽古が始まりました。先生は「一回あたりのレッスン時間は減るけれど、毎週稽古するというのは大事な事なんだよ」とおっしゃいました。その通り、やはり毎週先生の芸に接することで、その薫りを身に染み込ませる事が出来たと思います。

その後、就職や結婚などで身を置く環境が変化しましたが、7年半の間、関西に身を置き、お稽古に通うことが出来ました。先生は常々、「尺八を吹くことよりも、吹ける環境を作ることの方が大変なんだよ」とおっしゃいましたが、本当にその通りだとわかりました。

今日のお稽古では、『残月』と『巣鶴鈴慕』を浚って頂きました。難しい曲は沢山ありますが、この二曲はそれらの中でも特別で、最後にもう一度確かめをしておきたかったのです。

毎回お伺いした先生のお宅、稽古場の和室、奥様がいれて下さった美味しいコーヒーの味…。今日まで本当にありがとうございました。これからは、自分自身で、尺八を吹ける環境を作っていかねばなりません。一生懸命頑張ります!

787!

話題の最新機が伊丹空港に出現したのを、引っ越し間際の自宅から、偶然見ることができました。

思っていたよりも、ズングリと大きな胴体でした。あれでしたら、大人数が搭乗できるでしょう。


2012年3月21日水曜日

引っ越し準備中

がらんどうのへやで、ダンボールに囲まれた日々を送っています。

最近は、昼間は年度末のため仕事が忙しく、夜は荷造りと、ゆとりのない日々を過ごしています。部屋の窓から、空港の夜景が見られるのもあとわずか。一抹の淋しさを感じます。

2012年3月18日日曜日

ドジなことに…

本日の午前中、一生懸命書いた記事が、保存のミスのため、オジャンになってしまいました…。

Bloggerのブログで始めたのですが、まだまだ使い方が良くわかっていない感じです。ま、あまり固く考え込まず、気楽に肩の力を抜いてやった方がいいということでしょうね。

尺八と同じく、ネットも稽古です!!

2012年3月17日土曜日

師範免状を頂きました

本日、竹盟社師範の認可をいただきました、山口籟盟(らいめい)と申します。

関西を中心に活動を展開されている竹盟社師範、吉村蒿盟先生のもとでちょうど10年間、勉強に励んでまいりました。

こうしたスタートを切れるのも、ひとえに師匠や諸先輩方、勉強させて頂いた沢山の糸、竹の先生方、そしてこれまでいろんな場面でお世話になった皆様のおかげです。感謝の心をもって拝受致します。

新年度より、地元福岡県に帰郷し、新たな一歩を踏み出します。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。