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2014年12月31日水曜日

JR田主丸駅

引っ越しの片付け作業をどうにか今日中に終わらせようとがんばっています。

用事のついでに「かっぱ駅」こと、JR田主丸駅を見てきました。見事にかっぱの形です。田主丸にはかっぱ伝説があるようですね。耳納連山を背景に、訪れた人を笑顔で迎えてくれるようです。

当教室は、ここから徒歩5分です。

2014年12月29日月曜日

師範免状の額

引っ越し作業中で、家の中が荷物だらけですが、ようやく念願のお稽古場ができて感無量です。大変ありがたいです。

さて、片付けの真っ最中にも関わらず、朝早起きして取りかかったのが、この作業です。

そう、お稽古に師範免状を掲げさせて頂きました!

↓お免状を拝受した当時をふりかえって…


実はこのお免状の額縁は、帰郷時に薫習庵の師匠と諸先輩方からお祝いで頂戴した物なのです。久留米に越して足掛け3年、ようやく箱から取り出すことができました。吉村蒿盟先生や薫習庵の先輩方の激励に毎日感謝しながら、精進して参りたいと思います!!

2014年12月27日土曜日

…ただいま、引っ越し中…

引っ越し作業で、ドタバタしています。



清々しい朝で、家のまわりから小鳥のさえずりが聞こえます。昨晩は、夜空の星の美しさに目を見張りました!!こんなに星って多かったの!?オリオン座の目立つ一等星の間に、本当に無数の小さな星たちがまたたきあっています。田主丸は、のどかで自然豊かな町でした。

2014年12月26日金曜日

いよいよ引っ越し

本日、いよいよ新しい拠点・田主丸に引っ越しです。

昨晩、JR田主丸駅の前を通ると、鮮やかなイルミネーションで彩られていました。この駅は「かっぱ駅」とも言われ、浮羽工業高校の生徒がデザインしたかっぱの形の駅舎が特徴です。クリスマスの演出でしょうか。目の部分がパチパチとまたたいていました。

おかげさまで、田主丸町に暖かく受け入れてもらったような嬉しい気分になりました。

さて、引っ越し作業です!!

2014年12月23日火曜日

ジブリ作品を見ながら

2歳の息子が最近、ジブリ作品を見るので、つい一緒に見てしまいます。自分も子どもの頃、よく見ていました。懐かしいです。

子どもの頃の記憶というのは強靭で、セリフの隅々まで克明に覚えているものですね。箏曲の人間国宝であられた、故・初代米川敏子先生が、6歳でお稽古を始められ、黒髪の歌詞の意味が全く分からないままに覚え込んで後から分かったというエピソードを語っておられましたが、なるほどと合点が行きますね。


『魔女の宅急便』より
「 魔女の修行のこと?」
「ええ 古いしきたりなんです。魔女の子は13才で家を出るって…」
「早いねえ もうそんなになるんだねえ」
〜中略〜
「でも あの子ったら、空飛ぶことしか覚えなくて…。この薬も私の代でおしまいですわ」
「時代のせいですよ。でも私には あなたの薬が一番きくわ」






『風の谷のナウシカ』より
「オヤ・・・ナウシカは知らなかったのかい?ホレ、あの壁の旗にあるじゃろ・・・・わしにはもう見えぬが左の隅にいるお方じゃよ」
「その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。失われた大地との絆を結び・・・ついに人々を青き清浄の地に導かん・・・・」
「ユパさま、わたし古い言い伝えだとばかり思ってました」
「ババさま、からかわれては困る!」
「ヒッヒッヒ・・・おんなじことじゃろが」






ジブリ作品には、「古い言い伝え」「古くからの習わし」など、主人公の特別な生い立ちや定めなどを感じる設定が多いですね。


しかし、こうした作品を見ながら考えました。映画のキャラクターたちだけが特別で、我々一般ピープルはただのなんの変哲もない一人の人間に過ぎないのか…





…いえ、違いました!!
あります!「古くからの習わし」「しきたり」


これです!!!

福岡黒田藩士、初代黒沢琴古が長崎で「古伝三曲」や「鹿の遠音」を伝授されてからおよそ300年。多くの人に口伝えで受け継がれ続けてきた尊い伝承が、まさに今、ここにあるではありませんか!!!

「生きている伝承」だからこそ、色々なものが伝わっています。
・昔からの伝説
・昔からのしきたり
・昔はあったが、今は行われないしきたり
・途中で付け加わったしきたり


決して、ただの古臭い遺品などではないのです。現実世界以外に求める前に、意外にも自国の手元の届くところに、素晴らしいものが転がっているのですね。貴重なものほど、「身近で遠い」ところにある、ということでしょう。「灯台下暗し」というのも、よく言ったものです。

興味を持たれた方は是非こちらへ!!

引っ越し前のコーヒー

引っ越し前最後のあだち珈琲さんでのお買い物だったので、いつもは100gなのですが、今回はエルサルバドル・モンテシオンを200g頂きました。

最近、茶封筒のようなシックなパッケージに変わりました。おしゃれです。

ふなきベーカリー

久留米市北野町にある、「手作りお菓子・パンの店、ふなき」というパン屋さんが気に入っています。ここの食パンはとても美味しいのです。今日は残念ながらありませんでしたが、一番のお気に入りは「ホテル食パン」という、バターの香りがする山型の食パンです。ここの食パンはどれも「国産小麦粉、無添加」とのことで、材料にもこだわりのお店のようです。



最近17万キロを達成した、愛車の平成20年式レガシィを横付けしてパチリと撮りました。レガシィは、昨日オイル交換をしました。今回は中々変えるゆとりがなく、前回から7000km走っての交換となってしまいました。普段は5000km交換なのですが、通勤距離が長い(片道43km)ので、2ヶ月に一度くらいのペースであっという間にオイル交換です。クルマにもサイフにも優しくないので困っているのですが、来年から田主丸町からの通勤となるので、距離が少し縮まります。助かります。


やはり、7000km交換だと、オイルが汚れていたそうです。クルマのオイルも、人の食事もとても大切ですね。あっ、そうそう、尺八も「オイル交換(中継ぎグリス交換・椿油の塗り込み)」時期でした。楽器は吹き込みとケアが大切ですね。

2014年12月22日月曜日

雪やこんこん

道の駅原鶴にて朝練始めの時にちらつき始めた雪が、稽古終わりには本降りで、辺りが真っ白です!!

タイヤがスタッドレスでないので、ちょっと怖いです。安全第一でゆっくり通勤します。


山里は、すっかり雪景色でした。

2014年12月20日土曜日

「どんでばもす」さんのコンサート

先日、当ブログでご紹介した「どんでばもす」さんのコンサートに行ってきました。お二人のお人柄そのもののような、暖かい雰囲気の演奏でした。聴きやすさも考えながら、演奏者のこだわりや、デュオの持ち味が感じられる選曲も素敵でした。
(左から、池田慎司さん、壇 遼さん)

お客様も沢山来られてました。この写真の後ろに、まだ写っている倍くらいのお客様がおられ、立ち見も出ていました。


「ちょっと気になる絵の履歴」という展覧会の記念コンサートだったので、楽器の履歴(歴史や変遷)の話題をされていました。池田さんの楽器は、アルゼンチンの名工によるオールドだそうで、楽器との出会いのエピソードなど興味深く聞かせて頂きました。自分も以前、古管(尺八のオールドをこう呼びます)で勉強させて頂いていた時期があったので、頷きながら聞きました。ちなみに、壇さんの楽器は、イギリスで作られた、銘器のレプリカで、作られて2年目だそうです。やはり、お二人とも楽器にはこだわりがあられるようですね。


ちなみに、私の楽器は阿蘇高森の製管師、利道道仁師に作ってもらってから3年目となりました。
ホームページのトップに掲載している竹です。このときは新品だったので、まだ色が真っ白です。今は少し色づき、指穴も減り始めました。しかも、早くも割れてしまい、一本籐巻きが入ってしまいました…。

利道さんの竹も、古管そのものではありませんが、古管や伝統的な琴古流の竹のような良さが感じられる楽器で、大変気に入っています。

2014年12月19日金曜日

美しい景色

今朝の通勤時、耳納連山の夜明けのシルエットです。真っ赤な朝焼けが、筑後川の川面にも反射しています。

今朝、見た直後にアップしようと思っていたのですが、iPhoneのタッチパネルがなぜか反応しなくなり、断念しました。後で再起動すると治り、ホッとしました。


愛車・レガシィの走行距離が、先日17万キロになりました。毎日の通勤距離の長さが、自分にもクルマにも身にしみて来ますが、おかげさまで美しい景色にも沢山出会うことが出来ています。ありがたいことです。

2014年12月18日木曜日

鳥の巣

道の駅・原鶴に朝練に行くと、葉が落ちたイチョウの木に、鳥の巣がありました。

野鳥には全く詳しくないので、何の鳥の巣かはわかりません。家の主は、留守でした。

それにしても、上手にこしらえています。

2014年12月16日火曜日

「どんでばもす」さん、石橋美術館ミュージアムコンサート

先日の「くるおん」でご一緒した、クラシックギターデュオ「どんでばもす」さんが、今度の12/20(土)に、石橋美術館のミュージアムコンサートにご出演なさるとのことで、ご紹介させて頂きます。

とき:12月20日(土)13:00〜
ところ:久留米市石橋美術館別館2階ロビー
入場料:コンサートは無料(美術館へ入館されている方)

チラシの画像はどんでばもすのギタリスト、壇遼(だんはるか)さんのブログからお借りしました。ブログでのコンサートのご紹介コメントです。

45分間の演奏です。聴き馴染みのものから映画音楽、クリスマスソングまでお届けします。青木繁の代表作、「海の幸」も展示されるようですよ〜。この機会にぜひ。。♪

壇さんは、みやま市瀬高町ご在住のギタリスト・クラシックギター教室の先生で、地元を愛し、この筑後地方の環境や文化を感じながらご自身の音楽を表現しておられる方です。みやま市で教室を開講されているのも、都会に行かなければギターが習えない」という風習を変えていきたいという思いからだそうです。「地域を大切に」「本格的な音楽を」というところに、自分も大変共感しております。

壇遼さんのホームページ…http://harukadan.com/

2014年12月14日日曜日

外練習終末期?

最近の土日は、筑後川河川敷で車内練習です。鉄橋のように見えるのは、九州自動車道です。筑後川の流れを見ながら、「波間鈴慕」を稽古しました。風格のある名曲です。細部のフレーズも全体の構成も凝った大曲ですね。一筋縄には行かない、難しい曲です。

この場所には、よくカササギが現れます。カラスと同じ仲間だそうですが、白と紺色の模様が入っていて、大変美しい鳥で大好きです。

バードウォッチングが目的ではありませんが、稽古の休憩時間に、車内に置いてあるデジカメで撮ってみました。iPhoneのカメラでは、被写体が小さすぎて全く上手く撮れませんが、デジカメでもとても難しいです。美しく羽を広げて飛んでいる瞬間を撮りたいのですが、ズームすると手ぶれはするわ、飛んで行った鳥を見失うわで、素人にはとうてい歯が立ちません。バードウォッチングをする方の技術の高さを痛感しました。

デジカメの連写機能を使い、数撃ちゃ当たると撮ってとって撮りまくって、構図を取る余裕もなく、後からトリミングして、ようやくこの二枚だけアップできるかどうかのギリギリの出来となりました。

…という感じで、引っ越し間近で、早く座敷で落ち着いて稽古したいという気持ちも高ぶりながらも、外での練習の自然とのふれあいもまた楽しいものです。

尺八教室のご案内は…
http://raimei.syakuhati.com/

2014年12月7日日曜日

第21回賢順記念箏曲コンクール

本日12/7(日)、久留米市の文化の中枢・石橋文化ホールにて、「賢順記念くるめ全国箏曲祭・全国箏曲コンクール」が行われております。

久留米市のホームページの紹介文です。

「今からおよそ400年前、福岡県久留米市善導寺の僧・賢順(けんじゅん)は、少年の頃から中国の寺社楽を修め、筑紫箏(つくしごと)を編み出しました。その後、この筑紫箏は江戸の八橋検校に伝わり、今日の生田流・山田流に受け継がれているといわれています。
「箏曲のふるさと・久留米」では、筑紫箏の始祖・賢順を称え、平成6年から賢順記念全国箏曲祭(平成22年度から「賢順記念くるめ全国箏曲祭」)・全国箏曲コンクールを開催しています。
このコンクールが箏曲家の皆様の発表と研鑚の場として定着し、音楽文化の向上と発展に貢献することができれば幸いです。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。」



熊本大学の先輩、村上 徹(むらかみとおる)氏が出演されていましたので、応援に駆け付けました。大学時代、僕の邦楽の世界を大きく広げて下さったと同時に、自分の数々の粗相を寛大に教え諭して下さった恩人です。

本日は「楓の花」を演奏されていました。東京で師事された、池上眞吾先生が替手をなさっていました。古典らしい、品格のある、凛とした雰囲気の演奏でした。

2014年12月6日土曜日

冬景色

寒波の影響で、寒々とした日々が続いています。

今朝は、久留米でも雪が降っています。
久留米から、佐賀の方面を望むと、背振山地が見えます。ちょうど有明海と玄界灘、佐賀市と福岡市・糸島市との間に位置する山の峰なのですが、今日は雪化粧で真っ白になっていました。美しい景色です。

北野町に行く用事があり、そこから振り向くと、いつもおなじみの耳納連山が見えますが、こちらも真っ白です。久留米は、北西に背振山地、南に耳納連山、そして北東の朝倉の山々と、山に囲まれていますので、こういう美しい冬景色が楽しめます。まるで、富山か日本アルプスに旅行に来たかのようです。(ちょっと大袈裟ですかね…)

北野町にある神社のイチョウは、もう殆んど葉を落とし、冬の様相です。てっぺんに、寒々とカラスが一羽とまっていました。

北野からの帰り道には、晴れ間が覗きました。筑後川の向こうに雪化粧の背振山地、大変綺麗です。

2014年12月2日火曜日

初雪

勤務先の朝倉郡東峰村にある、「道の駅・小石原」です。

標高600m級の高原にある陶の里・小石原には、今日の寒波で早速初雪が見られました。昼過ぎに仕事の用事でやって来ましたが、まだ薄っすらと雪が残っていました。寒い冬の到来です。

2014年12月1日月曜日

稽古机

琴古流尺八のお稽古に欠かせないのが、稽古机です。琴古流は、師匠と弟子の対面稽古なので、こうした机に譜面をお弟子さんの方へ向けて広げます。師匠の方から見ると、逆譜(さかふ)となります。

たまたま通りかかったホームセンターに、ちょうどいいデザインで手頃な価格のものがあったのですが、それではちょっとサイズが小さかったので、同じメーカーの大きめのものをAmazonで注文しました。オスマックの「桐製折りたたみ便利机(大)」という製品です。Amazonの価格で¥4,142でした。



早速、譜面を置いてみましたが、ちょうどいい按配でした。ありがたいです。