ハゼの木の実を轢くと、ロウの原料となるため、久留米藩が領内で栽培させていたそうです。そうした木々が、今では「ハゼ並木」として、秋のこのシーズンの観光名所となっています(うきは市吉井町、久留米市山本町など)。ハゼといえば、「樹液に触れたり、葉に触ったりするとかぶれる」というイメージが強いですが(ウルシの木の仲間です)、確かに紅葉して赤く色付くと、あのシュッとした葉が美しく染まりますね。
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柿狩り
久留米市田主丸町の農園で、柿狩りを体験してきました。
耳納連山の山麓にある果樹園では、熟した柿が鈴なりになっていました。晴れ渡った空の青と柿の色との対比が美しかったです。
「フルーツ狩り」というのを初めてやり始めたのは、田主丸の農園なのだそうです。田主丸は植木発祥の地でもあり、苗木を育てたり接木をしたりする技術が高かったため、戦後果樹の栽培に成功し、巨峰や柿の名産地となったそうです。しかも、当時最先端のテレビというメディアを積極的に利用、「観光農園」「フルーツ狩り」といった斬新なアイデアで一気に人気に火がつき、観光バスの長蛇の列ができるようになったそうです。
柿を実際につんでみるのは、思いの外楽しかったです。あと一週間がシーズンなのだそうです。
ボイスメモの欠陥が解消
10/13の記事に載せた、二つ目からの録音がエラーになる欠陥が、解決したようです。iOS7.04では、続けて録音しても大丈夫でした。よかったです。
しかも、欠陥②は、自分の勘違いだったようで、左上にある「編集」ボタンを押せば、ドンドン削除できることもわかりました。お騒がせしました。
心置きなくボイスメモが使えるようになって、よかったです。
2013年11月22日金曜日
2013年11月18日月曜日
2013年11月15日金曜日
吉村蒿盟先生の演奏会
直前ですが、明日、吉村蒿盟先生の演奏会が開催されますので、ご案内させて頂きます。
藤村博己•吉村蒿盟による「和の響き」
山田流箏曲•琴古流尺八演奏会
時…11/16(土)午後2時開演
所…神戸芸術センター、シューマンホール
詳しくは、吉村蒿盟先生のブログをご覧ください。残念ながら、私は会に伺うことができませんが、ご盛会をお祈りしております。
また鹿の声を聞きました。
退勤時に、山から「ギャ⤴︎ー⤵︎ン」という声が2回聞こえてきました。おそらく鹿の声だと思います。地元の方によれば、鳴き声は一つではなく、何種類かあるとのこと。今回の音は、地塗り管の二四五のハのように締まった音でした。
2013年11月13日水曜日
虚無僧寺「林棲軒」跡が見つかりました!
塚本虚堂師の『古典尺八及び三曲に関する小論集』の中の一項に、「久留米「林棲軒」の遺跡発見」というのがあります。身近な名所ほど意外に後回しとなり中々訪れない事が多いもの。学生時代から読んでいた本でしたが、実際に行って見ることもせず、そんな記事があったことも忘れておりました。最近、吉村蒿盟師匠からの紹介がきっかけで、これは一つ調べてみようという気になり、本日、本業の最中に郷土史家の方とお会いする機会があったので、その場所を教えていただきました。
場所は、うきは市(旧浮羽郡)吉井町宮田の国道210号線バイパス沿いで、久留米市方面から見ると「千年小東」信号から約100mほど大分よりの左手に「塚堂(つかんどう)古墳」という前方後円墳があり、その国道を挟んで向かい側にある、コンクリート塀で囲まれた墓地の一角でした。塚本師の論文によれば、林棲軒の住職の末裔の方が大分におられ、この墓地はその方の一族の墓所であるとのこと。林棲軒は一月寺の末寺であり、この場所は久留米市の故木下吟鈴氏(川瀬師直門、木下楽器経営)が探し当てられたそうです。昭和34年の記事なので、その後どうなっているかと思いましたが、本に載っている写真のままの状態でした。
取り急ぎの報告ですが、そのうち詳細をHPの方に掲載したいと思います。
↑お墓の写真を載せてしまっていいのか迷ったのですが…。結局載せてしまいました。
2013年11月9日土曜日
カラスの空中戦!?
おかげさまで、だいぶ喘息の発作もおさまり、健康を取り戻しつつあります。人前で喋るとすぐに咳き込む割りには、尺八を吹いても殆ど影響がなかったのが妙な現象でした。健康のありがたさ、大切さを改めて痛感した2週間でした。
さて、昨日の退勤時に面白いものを見ました。朝倉市とうきは市の間の筑後川の上空で、大量のカラスが乱舞していました。
最近、冬が近づき、雁の群れがやってきたりするなど鳥をよく見かけますが、多くの場合は集団で規則正しく群れて飛んでいます。しかし、今回目にしたカラスたちは、まるで戦闘機の空中戦のように入り乱れてもみあうように飛んでいたのです。しかもかなりの数でした。何とも不思議な光景でした。上空で乱気流でも発生していたのでしょうか。